USCPA取得を目指している理由

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2026年の5月からUSCPAの勉強を始めて、3ヶ月ほどが経ちました。今は4科目のうちFAR(財務会計)に取り組んでいて、11月の受験を目標にしています。仕事終わりにカフェで問題を解いていると、隣の席の大学生の方がよっぽど集中していて、自分も頑張らないとなと思います。

さて、この資格については、ネット上で「必要か、不要か」という議論をよく見かけます。曰く、日本国内では独占業務がないから意味がない。曰く、費用対効果が悪い。逆に、キャリアが開けるという声もあります。勉強を始める前、私も一通り読み漁りました。

読み終えて思ったのは、「これは自分で決めるしかないな」ということでした。今回は、そのときに整理した自分なりの理由を、書き残しておこうと思います。

「必要か不要か」は、他人が決めることではない

まず前提として、私の考えを書いておきます。

資格が必要かどうかは、その人が何を目指しているかによって変わります。当たり前の話ですよね。独占業務を使って独立したい人にとっての意味と、事業会社で働き続ける人にとっての意味は、そもそも別物です。同じ資格でも、載せる文脈が違えば価値も変わります。

だとすれば、大事なのは「一般論として役に立つか」ではなく、「自分は何のためにこれを取るのか」を自分の言葉で説明できるかどうかだと思っています。そこさえ固まっていれば、あとは他人がとやかく言うことではありません。これはUSCPAに限らず、資格全般に言えることだと思います。

逆に言えば、目的を決めないまま「なんとなく良さそうだから」で始めてしまうと、必要不要論争のたびに心が揺れます。せっかく高いお金と時間を払うのに、それはもったいない。なので私は、始める前に自分の言葉で理由を作ることにしました。

大前提:20代のうちに、資産性のある行動をする

理由の話に入る前に、その土台にある考え方から書かせてください。

私は、「20代のうちに、資産性のある行動をする」ということを、けっこう本気で意識しています。

資産性のあるものにはいろいろあります。株式もそうですし、不動産もそうです。そして資格や知識も、私は同じ枠で捉えています。使ってもなくならず、時間が経つほど効いてくるもの。逆に、その場では楽しいけれど後に何も残らないものも、世の中にはたくさんあります(もちろん、それはそれで人生に必要ですが)。

今の私がいちばん多く持っている資源は、「時間」です。だったら、その時間を価値の残るものに換えていきたい。若いうちの選択は、結果が表れるまでに時間がかかる分、早く始めた人ほど複利が効きます。株式投資とまったく同じ構造だと思っています。

USCPAは、この価値観のもとで選んだ一つの手段です。では、数ある選択肢の中でなぜこれだったのか。理由は3つあります。

理由① 会計と英語は、どこでも通用する普遍的なスキルだから

一つ目は、会計と英語という組み合わせの普遍性です。

会計は、国や業界が変わっても構造が変わらない言語です。事業の状態を数字で表現し、読み解くためのルール。どんな会社にも財務諸表があります。英語も同じで、相手が変わっても、使う場面がなくなることはありません。

つまりこの二つは、環境が変わっても価値が目減りしにくい。特定の業界の知識や、ある会社の中でしか通用しない仕事の進め方とは、そこが違うと感じています。

私は将来、起業をするかもしれないし、別の会社に移るかもしれません。ただ、どの道を選んだとしても、「会計がわかる」「英語で仕事ができる」の二つが足を引っ張ることはないはずです。そして、その両方をまとめて証明できる資格が、USCPAでした。

先が読めないからこそ、どの分かれ道に進んでも使えるものに時間を投じたい。そんな考え方をしています。

理由② 会計を学ぶこと自体が、単純に楽しいから

二つ目は、もっと素朴な理由です。会計の勉強が、けっこう面白いのです。

私は今、新規事業をゼロから立ち上げていく部署にいます。事業計画を作り、投資の判断材料を揃え、数字で説明する。そういう場面が日常的にあります。

勉強を始めてから変わったのは、業務で出てくる数字の見え方でした。以前は「そういうものだ」と受け入れていた処理に、理由がわかるようになった。なぜこの費用はここに乗るのか、なぜこの判断が数字にこう跳ね返るのか。バラバラだった知識が、体系の中のあるべき場所に収まっていく感覚があって、これが地味に気持ちいい。

そうなると、本業から持ち帰れる学びの量も増えます。同じ会議に出て、同じ資料を見ていても、拾えるものが変わってくる。どうせ毎日働くなら、そこから得られるものは最大化したい。この循環が回り出したのが、勉強を続けられている一番の理由かもしれません。

続く理由が「面白い、楽しいから。」であるのは、けっこう大事だと思っています。気合いだけで500時間は走れませんから。

理由③ 人は、表層で他人を評価するから

三つ目は、少し身も蓋もない話です。

社会において、人が他人をどう評価しているかを考えてみると、実際には表層的な情報で判断されている場面が多いように感じます。出身大学、会社名、資格。本来はその人の中身を見るべきなのでしょうし、私自身もそうありたいと思っています。ただ、初対面の相手の能力を正確に測る方法を、誰も持っていないのも事実です。だから、わかりやすい看板が代わりに使われる。

これは嘆いても仕方がないので、私は前提として受け入れることにしました。そのうえで、自分に貼れるラベルを資産として一つずつ増やしていく。USCPAは、その意味でも効率のいい選択肢だと思っています。

もちろん、資格を持っているだけで仕事ができるわけではありません。そこは勘違いしないようにしたいところです。ただ、話を聞いてもらえる入口が一つ増えるのは間違いない。中身を見てもらうには、まず土俵に上がる必要がありますから。

おわりに

というわけで、私がUSCPAを目指している理由でした。

繰り返しになりますが、これはあくまで私の意味づけであって、他の誰かにとっての正解かどうかはわかりません。読んでくださった方の中には、まったく別の答えを持っている方もいると思います。それでいいのだと思っています。

まずは11月のFAR合格に向けて、目の前の一問を積み上げていきます。勉強法や進捗も、このブログで随時書いていくつもりです。同じように挑戦している方がいれば、一緒に頑張りましょう。

#USCPA

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